Mar 27, 2011
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Google の研究者 Michal Zalewski 氏は1日、『Internet Explorer』(IE) のセキュリティ上の脆弱性を見つけるためのファジングツール『cross_fuzz』をリリースした。Zalewski 氏によると、このツールの存在について初めて Microsoft に連絡したのは、7月のことだったという。また、cross_fuzz により、新たなゼロデイ脆弱性と見られるものも発見されたという。
同氏が1日付の個人 Blog およびセキュリティ関連メーリングリスト『Full Disclosure』の記事で述べているところによれば、7月の連絡以降 Microsoft からの返答はなく、ようやく返事があったのは cross_fuzz リリースの数日前のことだったという。こうした対応が、cross_fuzz の公開に踏み切った理由だと Zalewski 氏は述べている。
同氏は1日付けの Blog 記事で、「cross_fuzz の提供が発表できることを嬉しく思う。このツールは、驚くほど効果的だが厄介だという点でも悪名高いクロスドキュメント DOM (Document Object Model) バインディング検証用のファジングツールだ。このツールでは、市場に出ているすべてのブラウザで、約100件のバグを特定することができた。このバグの多くは、悪用されるおそれのあるものだ」と述べている。
ファジングとは、IE などのプログラムに、さまざまな組み合わせの不正な入力データを無作為または意図的に送り、プログラムをクラッシュさせる手法のことだ。得られた情報を解析すれば、悪用されるおそれのある未知の脆弱性を発見することができる。
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Web分析サービスのStatCounter(アイルランド)は1月4日(現地時間)、2010年12月の欧州のWebブラウザシェアで、「Firefox」が初めて「Internet Explorer(IE)」を抜いて首位になったと発表した。だがIEのシェアを侵食しているのはFirefoxではなく「Google Chrome」で、注目はChromeが今後どこまで上位に詰め寄るかといえそうだ。
StatCounterはWebサイトのトラフィック情報を無料で提供するサービス事業者で、300万以上のWebサイト(月間150万以上のページビュー)をサンプルとする。それによると、2010年12月度、欧州市場におけるFirefoxのシェアは38.11%、IEは37.52%となり、Firefoxが初めてIEを押さえて1位となった。1年前(2009年12月)はIEのシェアは44.84%、Firefoxは40.08%、IEはその後、じわじわとシェアを落とし、同年10月に40%台を下回っていた。Firefoxは、フィンランド、ベルギーなど複数の欧州国ですでに1位の座についていたが、欧州全体では初の首位となる。
だが、Firefoxのシェアはこの1年、38% - 45%の間を推移しており、Firefoxが首位獲得に至ったのはFirefoxがシェアを伸ばしたというよりも、IEのシェアが減ったことによる。Firefoxがシェア値を維持する一方、IEからシェアを奪ったのはChrome。2009年12月には4.44%で3位だったのが、2010年12月には14.58%。1年間で10ポイント以上シェアを増やしたことになる。4位は、ともに4%台の「Opera」と「Safari」が競っている。
IEは世界的にシェア減少傾向にあるが、今回の欧州での首位脱落は「主要地域では初」という。欧州では、米Microsoftが2010年3月よりWindowsユーザーにWebブラウザの選択画面を提供しており、Firefox、ChromeなどさまざまなWebブラウザから選択できるようになっている。この選択画面は、MicrosoftによるIEとOSの紐付けが独占禁止法に抵触するとして調査を進めていた欧州委員会(EC)とMicrosoftの合意に基づくもの。StatCounterでは、同選択画面の影響がシェアに出ていると見ている。
なお、同社の世界市場のデータでは、IEのシェアは46.94%、Firefoxは30.76%、Chromeは14.85%となっている。
(末岡洋子)
[マイコミジャーナル]
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米MicrosoftのInternet Explorer(IE)が欧州のWebブラウザ市場で初めて2位に転落した。アイルランドのアクセス解析サービス企業StatCounterが1月4日(現地時間)に発表した2010年12月のWebブラウザ市場に関する調査結果で明らかになった。
IEに代わって首位に立ったのはMozillaのFirefox。Firefoxは38.11%、IEは37.52%とその差はわずか0.59ポイントだ。Firefoxのシェアは前月からほぼ横ばいであり、今回の首位逆転は米GoogleのGoogle ChromeがIEからシェアを奪ったことが貢献しているといえる。IEのシェアは前月より1.39ポイント落ちており、Google Chromeのシェアは1.49ポイント増の14.58%だった。
世界全体ではIEはシェアを落とし続けてはいるが46.94%で依然1位。2位のFirefoxが30.76%、3位のGoogle Chromeが14.85%。欧州でIEがシェアを落とした原因の1つとして、Microsoftが欧州委員会との合意で2010年3月から開始した「Webブラウザ選択画面」ソフトの提供の影響があるとStatCounterはみている。
StatCounterの世界Webブラウザ市場の分析データは、300万以上のWebサイトから収集した月間150億以上のページビューに基づいているという。【佐藤由紀子,ITmedia】
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